【機密コラム|ROYAL INSIDE|Vol.22】ダービー的中の裏側と「SEASON3」について

【機密コラム|ROYAL INSIDE|Vol.22】ダービー的中の裏側と「SEASON3」について

第91回東京優駿。
1着◎5ダノンデサイル
2着▲15ジャスティンミラノ
3着注13シンエンペラー
3連単22万9910円的中

馬事生産振興密約競走の存在が馬事産業界の持続可能性を下支えしていることの意味は数年後の様々な事象に連動するわけですが、「その影響力」という意味では、GI競走の中でも絶大な東京優駿への密約投入が実行された2024年。

「エピファネイア産駒の必然の勝利」

に多くの会員様に酔いしれていただきました。

平素より大変お世話になっております。
馬事生産振興会・専務理事の河野匡洋でございます。

今回のダービーにおきましても、数多くの皆様からのご参加を通じて馬事産業界の持続可能性向上に寄与いただけましたこと、心より御礼申し上げます。

2024年の春のクラシック戦線が馬事産業界にとってどれだけ重要であったかはここまでもお伝えしてまいりました。

馬事産業界としては、ディープインパクト、キングカメハメハの死去後の最初の種付け世代ということ。
その中で大きな期待を背負って「2021年世代への種付けから2000万円に種付け料をUPさせたロードカナロア」が、まさかの大不振・大不作に陥ってしまったことがこの必然を作り上げなければならなかった最大の要因でもあるわけです。

そこに加え、レイデオロの失敗やハーツクライの種付け能力減退など、2021年生まれ世代への種付けの時点から迷走し、そしてそれらの産駒成績に関しても、全く目論見通りには行っていなかったという事実に、やむなく「東京優駿」を筆頭に、「桜花賞」、「優駿牝馬」、この3鞍を「最重要競走」として密約が投入されることとなったわけですが、その3戦が終わって、その結果を皆様はどう受け止められたでしょうか。

桜花賞:密約本命馬
◎12ステレンボッシュ
父:エピファネイア

優駿牝馬:密約本命馬
◎7ステレンボッシュ
父:エピファネイア

東京優駿:密約本命馬
◎5ダノンデサイル
父:エピファネイア

この春に密約が投入されたクラシック競走の「本命◎=密約馬」は、ステレンボッシュとダノンデサイル。

もうお分かりの通り「共にエピファネイア産駒」であるということ。

これらの結果を加味し、先週公開した「機密コラム|ROYAL INSIDE:東京優駿:振興密約の背景」を振り返りますが、私は、本年の東京優駿を迎えるにあたって、いくつかの事前共有案件をお伝えいたしました。

「事前共有案件①」の中で記したことはほぼ答えそのものであり、

—–引用—–
なぜ牝馬戦線は「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」が密約競走に指名され、皐月賞は指定に至らず、そして、今回「東京優駿(日本ダービー)」のみが、指定に至っているのかという点。

上記抜粋個所はそのまま、

桜花賞
優駿牝馬
東京優駿

に「共通した背景を持つ密約本命馬が存在していること」を示唆しており、「皐月賞とは別」ということを暗にお伝えしているわけです。
しかもその共通項は「種牡馬事情に絡んでいる」という事まで申し上げております。

そして「事前共有案件②③」では、単純に「ジャスティンミラノとノーザンFの確執の事実」に加え、「レガレイラの出走意図」も踏まえ、この1.2人気の2頭が「勝つことは無い」ということを示唆させていただいていたわけです。

その上で私はその後その点をさらに強調する目的で、もう一度こう書かせていただきました。

桜花賞/オークスに有って皐月賞に無いもの。
皐月賞に有って、桜花賞/オークスに無いもの。
そこに視点を置きつつ、皐月賞に密約が投入されなかった背景をお考えいただき、私共の最終結論の開示を是非とも楽しみにしていただきたい。

という内容で、今一度「エピファネイア産駒」に着目していただく記述をしたわけです。

さらには、

「なぜその馬が2024年の東京優駿の本命でなければならなかったのか」という内容に関して、懐疑的な視点を置かず、まっすぐに受け止めていただくことを、お約束戴きたい。

とまで書かせていただいた事。

そして、

とりわけ「密約競走に常識や過去データなど関係ない」ということ。
結果としてそれらの常識やDATAに合致した結果が出ることもあるが、それは「因果関係が逆」であり、そこに相関関係すらないことも多々あるのである。
だからこそ、参加者の皆様に言いたいことは「そういった不必要な予想ファクター」で間違った理論武装をしていただきたくないという事。

この様に書かせていただいた事も、

【全ては参加者の皆様に『ダノンデサイルが本命に推されている買い目』をご覧になって不安を抱いていただきたくなかったから】

に他ならないわけです。

仮に上位人気馬が本命に指名されるのであれば、上記のようなことを書く必要がございません。
それこそ多くの方を混乱に陥れるばかりか、ミスリードとなってしまうわけです。

エピファネイア産駒への注視を喚起し、皐月賞取り消し明けのダノンデサイルへの本命に不安をもっていただきたくなかったからこその記述の数々。

とりわけレガレイアに関しては、前週のチェルヴィニアのケースを連想したのか『必要以上に人気になっていた』という状況でございましたが、社台スタリオンステーションが『本気で勝たせに行くわけがない』という【本音の部分】をお知らせしましたし、ジャスティンミラノに関していえば『確執はあるが勝利さえ阻止できれば2着3着は与えてもいい』という考え方であったことからも、『切りではない』ということを暗に伝えたかったわけです。

もちろん、『振興密約の背景をお伝えする目的』は参加いただけなかった方へのヒント公開ではございませんが、今回の東京優駿に関しては普段の限定枠の2.5倍の枠を用意し、今回が初めて密約競走に参加される方も含め多くの方にご参加いただいておりましたので、

『参加者様には、買い目の見解と併せればこれで伝わる内容』

として書かせていただきましたし、ご参加いただけなかった方にも、結果をご覧になった際に『こういう結果になることを事前に知っていなければ書けない内容である』ということがご理解いただける範囲で、記述させていただきました。

もちろん、そこまでしても相変わらず『懐疑的な眼』しか持っていただけない方もいらっしゃるとは思いますが、その点においては正直諦めているというのが本音でございます。

日曜夜に公開させていただいた結果速報の中で、そういった考え方をお持ちの皆様にも事実が伝わればいいなということも含め、今回の東京優駿にて、密約競走に初めて参加いただいた密約会員様からの『お礼のメール』をご紹介させていただきましたが、それでも『そこに貼られていた画像は偽造じゃないのか』などといったお声が寄せられる始末。

そこまで拗れてしまっている方にはいろいろな背景があり本当に可哀想な御方であるとは思いますが、正直、私共としては手の施しようがございませんが、結果速報にてご紹介させていただいた会員様からは、本日も『10万馬券的中証明書が発行されました!』とお喜びのメールをいただいておりますので、そちらもご紹介させていただきます。

勿論個人情報が含まれる部分には加工を施しておりますが、百歩譲って「PATの画像」などは確かに偽造を行う輩も居るということは聞いておりますが、上記の画像をわざわざ作りこむということはしないのではないでしょうか?

「〇〇をしていない」「〇〇は無い」ということをお伝えすることは、「悪魔の証明」を言われ、真実であることをお伝えすることが難しいので、ここまでご紹介してもまだ信用いただけない方に対しては、諦める外ないと考えます。

確かに密約競走に関しては参加者以外の皆様に「赤裸々にその裏側をお話しすること自体がご法度である」という類の情報であり、その概要はお伝えできても全貌を誰彼構わずお見せすることはできません。

それでも「振興密約の背景」にて、出来得る限りの事前開示を行いながら、

【結果がそうなると知っているとしか思えない記述】

を数々行ってまいりました。

実際に、そういった全ての背景をご存じの【正会員/賛助会員】の皆様には、「密約会員への開放はやめた方が良いのではないか」というお声も届くわけですが、それでも「競馬はファンの皆様からの馬券売り上げがあってのもの」であるということを忘れたくはありませんし、全ての競馬ファンの皆様を対象にすることは出来ずとも、縁あって「馬事生産振興会の存在」を知っていただき、そして競馬産業には、

【こういった慣習が残ってしまっている】

ということを知っていただいた方には、門戸を開放しておきたいのでございます。

しかしながら、ここまでしても「得心が行かぬ」という方を説得するつもりはありません。
もう既に、いくつもの「事実と真実」を見せてきております。

このことを今一度申し上げ、「SEASON3以降の密約競走に関してはすべてをご理解いただけている方にのみ」ご利用いただければ結構でございますし、そういった信頼関係を結んでいただけた方にこそ、密約競走への参加を通じて、馬事産業界の持続可能性向上に寄与いただければ幸いでございます。

ご信頼をいただいている会員の皆様には「そんな奴ら放っておけ」と幾度もご忠告いただきながらも、不快な思いをさせてしまっていたことお詫び申し上げます。

この件につきましては、本日を最後に、今後触れることは致しませんのでご容赦ください。

さて、それでは気を取り直しまして。
本日はもう一つ重要なことを発表いたします。

ここからは「SEASON3」に関して現在決定している事項をお伝えいたしますが、そのお話を進める上で、まずは、2024年にお披露目してまいりました「馬事生産振興密約競走」の結果を今一度振り返ってみてください。


2024-馬事生産振興密約競走-


<序章>
■金鯱賞:3連単6100円的中
■ファルコンS:3連単6万9450円的中

<SEASON1>
■毎日杯:3連単1万8880円的中
■大阪杯:3連単9万3050円的中
■ドバイSC:3連単22万2230円的中
■桜花賞:3連複3260円的中

<SEASON2>
■ユニコーンS:3連単2万5330円的中
■QE2世カップ:3連単9140円的中
■新潟大賞典:3連単7万8840円的中
■都大路S:3連単2万7680円的中
■優駿牝馬:3連単8060円的中
■東京優駿:3連単22万9910円的中


これは、なにも的中自慢をしているのではなく、

「先週の東京優駿がそうであったように、これらの結果の中に様々なヒントが内包されている」

ということをお伝えしているわけです。

つまり、これらの結果を踏まえ「SEASON3」が行われるという事。

思考の始点として、なぜ上記のレースが選ばれ、なぜ、その出走メンバーでレースが行われ、そして、なぜ「その密約本命馬が選出されたのか」を紐解くことは非常に重要であり、正直、毎レース直前にご紹介している「振興密約の背景」を読んでいただく以上に、答えに近づけるということを再確認していただきたいのです。

その前提に立ち、一点重要なことを申し上げれば「SEASON3」では、

【2つの大義】

を果たすために密約が投入されるという事。

その【2つの大義】の内容に関しては、徐々にどのようなモノなのかをこの機密コラムの中でお伝えしてゆきますが、まずは現在決定している「SEASON3の初回対象競走」をここでお伝えしたいと思います。


2024馬事生産振興密約競走
SEASON3実施スケジュール


6月9日(日)
函館11R 函館スプリントS


なぜSEASON3の幕開けのレースが「函館SS」なのか。

その点が上記した【2つの大義】に大きく関与しているという事。

そして今申し上げるべきもう一つの重要な話は【宝塚記念】に関しての取り扱いに尽きるのではないでしょうか。

現時点で明言は避けますが、SEASON1にて「大阪杯」が密約競走に選定されているということをどう捉えていただけているか。
そして、そこで残した、

大阪杯
1着◎11ベラジオオペラ(2人気)
2着〇2ローシャムパーク(3人気)
3着△13ルージュエヴァイユ(11人気)
3連単9万3050円的中(40点)

この結果にまつわる経緯をこの機密コラムでも当時詳しく公開しましたが、その内容が非常に重要であると申し上げたいわけです。

その辺りのことは、

【機密コラム|ROYAL INSIDE|Vol.9】
大阪杯/ドバイSC:振興密約の背景

【機密コラム|ROYAL INSIDE|Vol.10】
全体公開最終話:大阪杯/ドバイSCの答えには気づいて欲しかったという思い

この機密コラムの中で書かせていただいておりますので、まずはこの機密コラムを中心に今一度最初から読み返すつもりで、SEASON3を迎えていただきたいと思っております。

本日の発表はここまでとさせていただきます。

尚、今週末は「密約競走の投入」こそございませんが、

【第74回安田記念】

につきましては、「非常に重要なレース」であり、

【振興密約から派生した情報が多数浮上しているレースである】

という事は、この場を借りて明言しておきたいと存じます。

密約競走の遂行準備を推し進める中で、様々な貸し借り、様々な補填、様々な救済が行われていることはご報告している通り。
それらの情報は密約競走レベルとまではいわないものの、それらのレースの結果に色濃く影響を与える内容であることは、以下のレースでも証明してきております。

■振興密約連動情報に該当
<実績:天皇賞春>
1着◎14テーオーロイヤル(1人気)
2着〇5ブローザホーン(5人気)
3着▲6ディープボンド(6人気)
3連単2万3960円的中

■振興密約デリバティブに該当
<実績:NHKマイルC>
1着◎16ジャンタルマンタル
2着〇14アスコリピチェーノ
3着注6ロジリオン
3連単8520円的中

■振興密約デリバティブに該当
<実績: メイS>
1着◎16プレサージュリフト(1人気)
2着▲11オニャンコポン(5人気)
3着☆9シルトホルン(6人気)
3連単1万5020円的中

■振興密約デリバティブに該当
<実績:目黒記念>
1着◎9シュトルーヴェ(1人気)
2着△6シュヴァリエローズ(10人気)
3着〇4クロミナンス(2人気)
3連単3万4220円的中

これらの情報は、当振興会が取り扱う唯一の情報である「密約競走」ではございませんので、私共馬事生産振興会で取り扱うことはなく、当振興会の「正会員」として傘下協力関係にある、「HSP社」に情報を卸し流通されている情報でございますが、当振興会の密約会員様の多くが「HSP社」からご紹介された方々でございますので、この4鞍のレースのいずれかにご参加いただいている会員さまも多いのではないかと思うわけです。

そして今週末の【第74回安田記念】に関しても、望密約競走から「派生=デリバティブ」している情報が存在し、既にその情報を「HSP社に卸している」ということ。

勿論当振興会には「密約競走にしか興味がない」と仰られる会員様も多いのも事実ではありますが、今回の安田記念に関しては、

「香港絡みの情報」

も豊富に入手出来ておりますし、SEASON3の開始前に「一勝負する」という意味では、先週の目黒記念や春の天皇賞クラスの配当も見込めるのではないかと考えておりますので、当振興会の皆様には「参戦を検討してもよろしいのではないか」と申し上げておきます。

ご参加をご検討される会員様には、私共から多少のサポートをさせていただきますので、その件につきましては改めてご連絡を差し上げます。

それでは本日は以上とさせていただきます。

2024年5月28日
ROYAL INSIDE|Vol.22|ダービー的中の裏側と「SEASON3」について
執筆:馬事生産振興会:専務理事/河野匡洋